ロナウドの記録を追うことができるストライカー

21歳ながらブンデスリーガの得点ランキングで2年連続3位と驚くべき得点力を発揮しているノルウェー代表FWアーリング・ハーランド。あるデータからハーランドの得点記録を見ると、現時点でのストライカーとしての完成度はレアル・マドリード移籍直後のクリスティアーノ・ロナウドにも匹敵するようだ。

スペイン『BeSoccer』によれば、ハーランドはドルトムントで出場した全89試合で86ゴールをあげており、これはロナウドがレアル移籍後に最初の89試合であげたゴール数と全く同じだ。ハーランドとロナウドの後には、パリ・サンジェルマン移籍後の89試合で75ゴールをあげたズラタン・イブラヒモビッチ、同じくPSG移籍後の89試合で72ゴールをあげたネイマールといった名前が並ぶ。

リーグや所属していたチームのレベルが違う上、ゴール数だけで単純な比較はできないが、レアル移籍時のロナウドが24歳、PSG移籍時のイブラヒモビッチとネイマールが30歳、25歳であることを考えると、21歳の時点でこの顔ぶれの頂点に君臨するハーランドの非凡さが窺える。

シティ移籍後のハーランドはまずこの己の記録と戦わなければならないだろう。最初の89試合で自身とロナウドが持つ86ゴールという数字を上回り、さらなる成長を証明したいところだ。

このデータで少しだけ気になるのは、ハーランドの89試合という数字だ。これはドルトムントに在籍した2年半での全公式戦出場数だが、リーグ戦だけでも1シーズン34試合あることを考えるとやや少ない。

その原因の多くは怪我にあり、シティ移籍後もつきまとうであろう、ハーランドにとっての最大のウィークポイントだ。もしハーランドがこの負傷癖を克服し、ロナウドレベルの努力を積み重ねることができれば、他のゴール記録でもロナウドに並ぶ、もしくは超えていくこともできるかもしれない。