「刃物のまち」、岐阜県関市の「刃物ミュージアム」は、刃物の歴史を学んだり、刀作りの体験ができる施設だ。  岐阜県関市の「刃物屋三秀 関刃物ミュージアム」。

ここでは伝統の日本刀作りや刀匠の技を間近で見学できる(※要予約)。

この日、鋼を鍛えていたのは、室町時代から続く刀匠、25代藤原兼房 加藤加津雄さん。

大槌を振るう人は、右手右足を前に構えるのが基本で、小槌とテンポを合わせて鋼を打つ。

加藤さん: 「(鋼の持ち手が小槌を)トントンってやると、止めって合図。これを『相づち』と言うんです。『相づちを打つ』っていうのは…。刀から言葉になっているんですね、いろんな。『つばぜりあい』もそうですし、『切羽詰まった』っていうのもそうです。平安時代、もっと前からずっとその言葉が続いている」

 刀を打った後は、その切れ味も見せてもらえる。関刃物ミュージアムの代表、吉田和弘さんによる竹斬りだ。

吉田さんは戸山流居合道会三段。

吉田さん: 「さきほども見ていただきましたようにね、(刀は)叩いて鍛え上げられて作られておりまして、『折れず曲がらずよく切れる』というのが関の刀でございます」

京都の撮影スタジオなどで使われる模造刀も、ほとんどが関で作られたものだという。

 ミュージアムには刃物製品のショップが併設されている。ここには、関市内の刃物メーカーから厳選された製品約2000種類が置いてあり、市価の2〜3割引きで購入できる。 定番の「包丁」や「つめ切り」はもちろん…。

最近の売れ筋は、分解できる「キッチンはさみ」だ。ピザを切った後、そのまま食器洗浄機で洗えて衛生的だと大人気だという。

「刃物屋三秀 関刃物ミュージアム」は、「学習」「体験」「見学」「買い物」と様々な楽しみ方ができる場所だ。