岐阜県大垣市の大垣城は、関ヶ原の戦いで、石田三成の本拠地となったといわれている城だ。

その後、戸田氏鉄(とだ・うじかね)が城主となり改築。以降は明治に至るまで太平の世が続き、今は大垣公園として市民の憩いの場になっている。

大垣公園には、市の委託を受けてNPO法人「緑の風」の浅野純一さんが常駐していて、子供たちの様々な遊びをサポートしている。

大垣城にはとても「珍しい」モノがあるといい、浅野さんに話を聞いた。 浅野さん: 「なんといっても大垣城の石垣やね。なんでかっつうと、大垣城の石垣は石灰岩でできている。理科の時間に習ったでしょ。石灰岩だから、探せば化石がバカバカでてくる。この白っぽい石が石灰岩」

放射状になっているのが、3億年前の珊瑚の化石だという。

大垣城天守台の石垣は、海底が隆起してできた山、美濃赤坂の金生山(かなぶやま)から切り出された石灰岩が含まれているため、探せば化石がたくさん見つかるそうだ。

この他にも、約2億5000万年前の「ウミユリ」(ウニやヒトデと同じ棘皮(きょくひ)動物の仲間)の化石や…。

平巻タイプの巻貝「ベレロフォン」の化石(約2億5000万年前)などが次々に見つかった。

大垣城は、戦国の歴史だけでなく、化石についても知ることができる地元の名所だ。