自治体や多くの企業では新年度を迎え、新たな1年が始まりました。  愛知県の入庁式。感染防止のため、昨年度に続き、広い会場で座席間隔を空けるなどの対策がとられました。

 今年度は638人の新人職員が入庁。代表者は力強い言葉で職務にあたる決意を語りました。 新人職員の代表者: 「生まれ育った愛知に貢献したいと思い、県職員を志望しました。県民の皆さまの支えとなる存在になれるよう、精いっぱい努力してまいります」  三重県の入庁式には、新人職員191人が会場とオンラインに分かれ参加。一見知事が去年9月に就任後初めて新人職員を迎えました。

 元国交省官僚で公務員歴35年の経歴を持つ一見知事。「先輩」として、若き職員たちに職務の心得を伝えました。 一見三重県知事: 「『知事がこう言うで、こうするかな』知事はそんなに偉くないです。『三重県民のためになっているかどうか』それを判断の軸にしてほしい」

 同じ三重県、尾鷲市役所の辞令交付式では、旬を迎え丸々と太った大きさ80センチの“春ブリ”が運び込まれました。

 成長に応じて次々と名前が変わり、『出世魚』といわれる「ブリ」。今後の活躍を願い、11人の新人職員にプレゼントされました。

尾鷲市の新人職員: 「モジャコのように未熟ですが、ブリのように出世し、市長のような立派な人間になりたいと思います」  トヨタ自動車の入社式で、豊田章男社長が口にしたのは、新入社員への「3つの願い」です。

豊田社長: 「『クルマを好きになってください』『まずは3年間、がむしゃらに何事も楽しむつもりで仕事をしてみてください』『挫折を恐れないでください』。皆さんは1人ではありません。トヨタという会社が多くの人が集まる場所になるように、一緒に頑張ってまいりましょう」

 トラック販売会社・三重いすゞ自動車は、トラックの荷台をステージにした恒例の「トラック入社式」です。

 屋外会場で桜の木の下、辞令を受け取り、決意を新たにした10人の新入社員たち。最後はCMでおなじみのメロディー「い〜つ〜ま〜でも、いつ〜ま〜でも〜、走〜れ走れ!いすゞ〜のトラック〜♪」と歌いあげました。

 会場で紙飛行機が飛んだのは、中部国際空港グループの入社式。例年の会場となるホールなどではなく、飛行機を展示している「フライトパーク」で、空港らしい光景のなか行われました。

 新型コロナの影響による業績悪化を受け、今年度の新入社員は過去2番目に少ない13人。それでも、憧れの「空の世界」に入った社員たち。胸に抱く夢を話しました。

新入社員: 「名古屋と世界を繋ぐ架け橋の一員になれたらなと思っています」 別の新入社員: 「(コロナによる)困難を乗り越えた先には、きっと今まで見たことのない世界があるかなと。世界一の空港にしたいと思っています」