航空自衛隊岐阜基地に建設している施設の入札情報を漏らしたとして、防衛省の元職員の男2人が逮捕されました。

 逮捕されたのは、防衛省近畿中部防衛局の元建築課長・稲垣正義容疑者(60)と、防衛省のOBで建設会社の顧問・村上泉容疑者(65)です。

 警察によりますと、2人は2020年11月、航空自衛隊岐阜基地に新設する実験施設の一般競争入札で、村上容疑者の会社が参加するJV=共同企業体が受注できるよう、入札情報を漏らした疑いが持たれています。

 入札は施工体制や技術力なども評価されますが、2人は事前に評価の状況を知らせることで入札金額を調整していたということで、およそ51億円で落札していました。

 警察は2人の認否を明らかにしていません。2人は防衛省時代に同じ部門に所属していたということで、金銭のやり取りなどについても詳しく調べる方針です。