愛知県豊田市の取水施設で大規模な漏水があり、農業用水が供給できなくなっている問題で、22日、東海農政局は「近日中に試験的に水を供給した上で5月中に供給再開を目指す」との方針を明らかにしました。

 豊田市にある取水施設「明治用水頭首工」で起きた大規模漏水から6日目。一帯の農業用水の供給は停止したままです。

 施設を管理する東海農政局は22日午前に会見を開きました。

東海農政局の小林局長:
「近日中に、農家さんのほ場に水が入る段階にきた」

 小林局長はこう述べた上で「近日中に試験的に水を供給した上で5月中の供給再開を目指す」との方針を明らかにしました。

 東海農政局によると矢作川周辺では仮設ポンプ92台が稼働し、22日中にさらに17台のポンプを稼働させる方針です。

 田植えシーズンに水田に水が引けない農家は一刻も早い復旧を望んでいます。

農家:
「厳しいですね。遅れるとどのくらい影響出るか理解しかねている」

(リポート)
「午後4時の猿渡川です。仮設ポンプが設置され農業用水確保のための取水が行われています」

 また22日、頭首工からおよそ11キロの猿渡川でも仮設ポンプ2台が設置され明治用水に水が流されています。