三重県伊賀市のガソリンスタンドで、軽トラックの荷台に置かれた金属製の携行缶が燃える火事がありました。静電気が発生し引火したとみられています。 

 三重県伊賀市にあるセルフ式ガソリンスタンドの防犯カメラが捉えた映像。軽トラックを止め、給油ノズルを荷台に向ける男性。すると次の瞬間、突然火の手が…。

 男性は慌てて軽トラックに乗り込み移動させようとしますが、勢いを増す荷台の炎。走ってきた従業員が消火器を使ってすぐに消し止め、幸いけが人はいませんでした。

 一歩間違えれば大事故に繋がりかねない危険な事態。なぜトラックの荷台から出火したのでしょうか。

(リポート)
「あちらのガソリンスタンドで男性が携行缶にガソリンを給油していたところ、突然発火したということです」

 トラックの荷台を消火直後に映した写真。ガソリンを運搬するための金属製の容器「携行缶」が積まれているのが分かります。

 消防によると、この携行缶に男性(79)がガソリンを給油中に出火。荷台に敷かれていた電流を遮る効果のあるゴム製のシートから静電気が発生し、ガソリンに引火したとみられています。

 消防法では、客が自分で携行缶などにガソリンを入れることは禁止されていますが、ガソリンスタンドの従業員は男性が携行缶に給油する様子に気づかなかったといいます。

 伊賀市の消防本部は、従業員が監視を怠っていたとして危険物取扱者責務違反で三重県に報告。また市内のガソリンスタンド全47店に対し、改めて対策の徹底を求めました。

※画像と動画の一部は伊賀市消防本部提供