新型コロナウイルスの新規感染者数が増加しています。東海3県では、直近1週間の新規感染者数は、1週間前と比べどれくらい増えているかまとめました。  6/22-6/28と6/29-7/5で新規感染者数を比較すると、東海3県は愛知1.59倍、岐阜1.60倍、三重1.51倍となっています。東京は1.75倍、大阪は1.76倍となっていますが、都市部だけでなく、島根2.59倍、大分2.62倍と全国的に急増しています。

 要因の一つとされているのが、オミクロン株の新系統「BA.5」への置き換わりです。  愛知県でも6月下旬に確認され、6日は新たに「BA.4」の感染も確認されています。  藤田医科大学病院の岩田充永副院長は、「BA.5」の特徴について「これまで主流だった種類と比べ感染力が強い。重症化リスクはまだよくわからない」と話しています。

 一般的に感染力が強いと毒性は弱いと言われるものの、現状では重症化の事例が少ないのは、ワクチンの効果が残っているためかもしれないと説明しています。  そのため「ワクチンは、感染はしたとしても重症化を防ぐのには役立つ」としていて、4回目の接種を推奨しています。

 厚生労働省は感染者数増加を受けて7月5日、全国の自治体に医療提供体制の整備を進めるよう通知しました。  具体的には、発熱の症状はあるが重症化のリスクが低い人向けに抗原検査キットを配る準備を進めること、高齢の感染者を受け入れる病床やスタッフの確保だということです。