北朝鮮が4日午前に発射した弾道ミサイルは、日本の上空を通過し、太平洋上に落下しました。日本の上空を通過したのは5年ぶりですが、もし対象になった場合、私たちはどう行動すればいいのでしょうか。 岸田首相: 「北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、わが国上空を通過し、太平洋上に落下したとみられます。暴挙であり、強く非難をいたします」  政府の発表によりますと、北朝鮮は午前7時22分ごろ、内陸部から弾道ミサイル1発を東に向け発射。青森県付近の日本上空を通過し、7時44分ごろ岩手県釜石市の東およそ3200kmの太平洋上、日本の排他的経済水域の外に落下したと推定されます。  推定飛行距離はおよそ4600km。北朝鮮のミサイルとしては過去最長とみられています。被害の情報はないということです。

 弾道ミサイルが日本上空を通過したのは2017年9月以来5年ぶりです。4日は、Jアラート=全国瞬時警報システムで弾道ミサイルへの警戒が呼びかけられました。名古屋の街では…。 街の人ら: 「怖いですね。何もすることができないと思うんで」 「子供がテレビ見てて突然ニュースに変わっちゃったので。ちょっと(子供が)うぇーんってなっちゃいましたけど。怖いなと思いました」 「逃げることもできないし。名古屋の方に発射してきたら大変だなと」  愛知県は4日午前、危機管理にかかる緊急の会議を実施。担当者ら28人が集まり、情報の共有とともに県内に影響があった際の動きなどを確認しました。

愛知県防災危機管理課の担当課長: 「(愛知県で起きれば)市町村の防災行政無線、あるいはSNS等を通じて、ミサイルの発射情報が伝達されますので。近くの堅牢な建物に入り込んで、ミサイルの破片ですとか爆風等から自分の体を守るような行動を取っていただければと思っております」  ミサイルが飛んできた際に屋外にいた場合、国が呼びかけるのは地下への避難です。

 名古屋市では、愛知県武道館も避難施設の1つに指定されています。

(リポート) 「地下の駐車場なんですけれども、いざというときにここに避難するように指定されています。見てみると奥の方もかなり広くて、大勢の人が避難できるようになっています」

 地下駐車場には数百人が入れるとされていますが、ミサイルからの避難について街の人は…。 街の人: 「地震とか雨のときはどこに避難とかのイメージは湧くけれども、ミサイルは何していいのかわからない」