調教終えた競走馬が暴れて一般道へ…厩務員2人が落馬するなどしケガ 笠松競馬では6月から5回の脱走事案
岐阜県地方競馬組合によりますと、15日午前9時前、笠松競馬での調教を終えた競走馬が専用の馬道を使って厩舎へと戻る途中、突然暴れだして手綱を振り切り、前にいた別の競走馬に衝突しました。
衝突された馬も暴れ、柵を破壊して一般道へと飛び出しました。
およそ50メートル走ったところで確保され、通行人などとの接触はありませんでしたが、厩務員2人が落馬するなどして救急搬送され、40代の男性が腕を骨折、20代の男性が背中を打撲しました。
笠松競馬では2022年6月から5回、一般道に逃げ出す事案が確認されていて、競馬組合はゲートの強度を上げるなどして再発防止に努めるとしています。