岐阜県郡上市で、「食品サンプル」をアートにした展覧会が開かれています。  郡上市で開催されている食品サンプルの展覧会「おいしさのアート展」。

国内最大手のメーカーで郡上にも拠点がある「いわさきグループ」が7年前にスタートさせ、これまで20万人以上が見学した人気のイベントです。

割れた感じや卵の殻もリアルな「生々しい生卵」など、リアルさを追求したものに加えて…。

ピザが斜めに積み上げられた「ピザの斜塔」や、扇風機の羽根をピザにしたものなど、アートともいえる作品も。

 時代とともに変化する「食品サンプル」の材料。かつてはろうそくの「ろう」から作っていましたが、今はよりツヤが表現でき再現性も高くなる合成樹脂が主流。

さらにシリコン樹脂を使うことで、触り心地まで再現できるようになりました。  しかし…。 岩崎模型製造の社長: 「実際のところ需要は減ってきています」 年々メニューや看板のデジタル化が進み、さらにコロナで飲食店が減少したことが業界にとって逆風に。  そんな中、人気を集めているのが「キーホルダー」。特に外国人観光客のお土産として、不動の人気を誇っているといいます。

岩崎模型製造の社長: 「海外の方にとっても(食品サンプルが)すごくおいしそうに見えるというのが発見でもあります。シンガポールやマレーシア、東南アジアへ展開をしていこうかと」  日本のモノづくりのスゴさが味わえる「おいしさのアート展」、11月30日までの開催です。