将棋の棋王戦第4局に19日勝利し、タイトルを奪取した藤井聡太六冠が20日朝、対局を振り返り、喜びを語りました。

藤井六冠:
「六冠というのは非常に光栄なことだと思うので、それに見合う将棋が指せるよう、これから努めていければなと思います」

 藤井聡太六冠は19日までの棋王戦で渡辺明名人を3勝1敗で下し、八大タイトルの一つ「棋王」の奪取に成功。史上2人目、最年少での六冠達成となりました。

 4月5日からは七冠目への挑戦となる「名人戦」も始まり、棋王戦と同じく渡辺明名人と対局します。

藤井六冠:
「4月から名人戦をはじめ大きな対局が続くので、それらの対局に良い状態で臨めればと思います」

 藤井六冠が残る「名人」と「王座」を年内に奪取すれば、前人未到「八大タイトル独占」となり、さらなる躍進に期待が高まります。