将棋の藤井聡太六冠が、七冠達成と最年少での名人のタイトル獲得に挑む名人戦第3局は、形勢互角で1日目が終了しました。  大阪府高槻市で行われている名人戦七番勝負の第3局。ここまで2連勝している藤井聡太六冠は、今回勝てば七冠達成に加え、40年ぶりとなる最年少名人記録の更新に王手がかかります。  13日の対局は渡辺名人の先手で始まり、藤井六冠が得意とする「角換わり」が避けられると、両者長考して慎重に駒組を進めました。  しかし、封じ手の時間直前で駒がぶつかると、数手進み佳境に。戦いが始まったところで午後6時半過ぎ、渡辺名人が41手目を封じました。  形勢は互角で、14日午前9時の対局再開から緊張感のある展開となりそうです。