
東海3県は18日も高気圧に覆われ、各地で最高気温が30度を超える「真夏日」となりました。水遊びをする子供たちや、暑さをしのぐ動物たちの様子を取材しました。 (リポート) 「強い日差しが照りつけています、午前10時半すぎの名城公園です。手元の温度計で31度を超えています。今日も季節先取りの暑さが続いています」 気温は午前中から上昇。最高気温は岐阜県の多治見で33.7度、愛知県の豊田で32.7度など、各地で真夏日となりました。

名古屋市の名城公園には、この暑さの中でもランナーの姿が。こまめに水分補給をするなど、それぞれ暑さ対策をしながら汗を流していました。 最高気温が32.6度となった岐阜県大垣市の大垣公園では、子供たちが水遊びする姿が見られました。

保護者: 「暑そうだったので、水があるので涼しいかなと。水遊びも兼ねて来ました」 夢中で遊ぶ子供たちですが、その服はビショビショに。

こんな時に“救世主”となるのが、2023年3月に大垣公園に設置された、紙おむつとおしり拭きも販売する「子育て支援自動販売機」。水遊びでおむつが濡れてしまっても安心です。

保護者: 「(紙おむつが)あると助かりますね。忘れた時とか安心ですね」 別の保護者: 「普段から(おむつを)持ってくるようにはしていますけど、急に水遊びしたりとかで持ってきている数が足りなくなった時に買えるのはありがたいですね」

大垣市・公園みどり課の担当者: 「こちらの自販機があることで、安心して気兼ねなく水遊びを楽しんでいただければと考えております」 最高気温が31.7度となった名古屋市にある東山動植物園。スプリンクラーからの水を浴びるのは「インドサイ」です。水たまりにお腹をつけて、動く気配はありません。

アジアゾウやアシカも暑さをしのぐのに精一杯な様子でしたが、中でも一際この暑さに困っていそうだったのは、3月に秋田県から来たばかりのホッキョクグマのフブキ(2)です。

名古屋の暑さに参っているのか、なかなか外に出てこない一幕もありましたが、集まった多くのお客さんを見て意を決したのか、近くまで下りてくると立ち上がってポーズを決めます。

さらにプールでのスイミングに、ゴロゴロと転がる愛らしい姿も。時間にして5分ほどのサービスでしたが、暑い名古屋でもフブキは頑張りました。

女の子: 「かわいかった」 東京から来たファン: 「フブキくんに会いに来ているという感じですけど。すごく頑張っているんじゃないですかね、日よけもないですしね」 神奈川から来たファン: 「東山に移動が決まった時にすごく心配しました。秋田が涼しかったので。元気にやっているので安心しました。ぜひ園の方にはミストをつけていただきたい。あと屋根があまりにもちっちゃいので、もっといっぱい屋根を」