名古屋市中区栄に「クイズバー」がオープンしました。一体どんなところなのか、取材しました。  2月1日、名古屋・栄にオープンしたバー「スアール」。

 お客さんの手元にあるのは、ドリンクではなく早押しボタンです。

 この店は、お酒を飲みながら早押しクイズが楽しめる「クイズバー」。  オープン初日は、初めて早押しボタンに触る人から大ベテランまで、年齢も経験値も様々な客が集まりました。

 スアールは2022年9月、池袋に本店をオープンしていて、全国展開を見据えた2店舗目として名古屋に進出しました。 スアール名古屋店の小山さん: 「(クイズ界は)普通の人が入りづらいかなという界隈ではあるんですけど、バーとくっつけることによって、一般の方にも楽しんでいただける」  興味はあるけど手を出しづらい、答えられるか不安といったイメージを払拭するため、遊び感覚で参加できるバー形式になったそうです。

 上司に誘われて来店した、クイズ経験ゼロの男性に聞きました。 20代の会社員男性: 「クイズ番組をテレビで見るくらいで。これ(早押しボタン)も初めて触りました。(正解すると)めちゃめちゃうれしいです。通っちゃいそうな感じがします」

 普段、社会人サークルでクイズをしているという経験者にも聞きました。 クイズ経験者の50代女性: 「結構クイズってガチガチになってしまって、大体みんな命を削って押してる感じ(笑)。お酒とか入りながらルールも緩めだったりすると、笑いがありながら楽しく押せてすごくいいなと思います」  中には高校生もいました。 クイズ研究部の高校2年生: 「学校のクイズ研究部に2人とも所属していて。(Q.大人と対戦してどう?)勝てないですね。本当に経験の差で早すぎで、全然(ボタンが)つかなくてビビってます。いい刺激になりますね、こういう場でやると」

 いつでも誰でも、みんなで盛り上げながらクイズを楽しめるのが店の魅力です。 スアール名古屋店の小山さん: 「初心者の人が上級者を見て『おお!スゴイ!』と思える、『自分もやってみたい』と思えるような店にしたいと思います」