東海3県では20日、各地で20度を超え、4月から5月並みの暖かさとなりました。  名古屋市東区の名所「オオカンザクラの並木道」では、早咲きの淡いピンクの花が例年より2週間ほど早く顔を覗かせ、春の訪れを感じさせています。

女性: 「(開花が)早いですよ。私の記憶では3月1日・2日が基準になっているんですけど、早くて」  20日、東海3県の各地で季節外れの暖かさになり、最高気温は名古屋市で21.6度、岐阜市で21.2度、三重県松阪市の粥見で22.7度など、各地で4月から5月並みの暖かさとなりました。 女性: 「暑いですね。いつもこの子(犬)にパーカーとか服を着せているんですけど、今日はもうなしで」 別の女性: 「最近寒かったのに急に暖かくなって、嬉しくて公園に来ちゃいました。(子供が)ずっと公園に行きたいと言っていたので。いつもは暖かいのを上に着せるんですけど」 男性: 「(子供は)動いたらたぶん汗が。半袖でもいけるぐらいの暑さかなと思います」

 新城市では2月として観測史上最高の22.7度を記録し、川売地区ではおよそ1500本植えられた梅が5分咲きで、見ごろを迎えつつあります。

訪れた男性: 「今日は暑いくらいだね。まだ早いかなと思って来たんだけど、ちょうどいいくらいで」  この異例の暖かさに悲鳴を上げているのが、スキー場です。 ひだ流葉スキー場の新家竜次専務取締役: 「ここまで雪がとけているというのは、例年にない異常な状態かなと」  岐阜県飛騨市のひだ流葉スキー場では18日からの暖かさや雨の影響でゲレンデの雪が解け、現在は中級と上級のコースが閉鎖されています。

ひだ流葉スキー場の新家竜次専務取締役: 「(積雪は普段の)8分の1から10分の1くらいになっています。毎日天気予報などいろいろな情報を見ながら、雪が降らないか雨にならないか、非常に気になりますね」  このスキー場は来週いっぱいの営業を予定していますが、雪の状況次第で予定より早く営業を終えることも検討しているということです。

 この暖かさは、食卓には嬉しい影響も出ています。  名古屋市中川区のスーパーで、太くて大きい立派な大根が税込みで107円など、値ごろな野菜が並んでいました。 ウシヒロ八熊店の担当者: 「今年は暖冬で値段が落ち着いているので、比較的安くなっています。(大根は)去年だと1本150円とか200円ぐらいまでなっていたんですけど、今年は100円でいっぱい売れたりする」

 20日は白菜が1玉120円、ほうれん草が1袋108円。また、トマトの収穫量も安定していて、去年より3割ほど安いということです。  この季節外れの暖かさは20日までで、21日からは寒さが戻ってくる見込みです。 気象予報士の福島智之アナウンサー: 「名古屋の21日の予想最高気温は11度の予想になっています。21日からは徐々に前線が南の方へ下がっていって、北から冬の冷たい空気が流れ込んできますので、また冬の寒さが戻ってくることになりそうです」