4月から名古屋市では、ゴミの分別のルールが新しくなります。歯ブラシやタッパー、バケツなどのプラスチック製品は、これまで「可燃ゴミ」として処理されていましたが、4月から「資源」として回収されるようになります。

名古屋市環境局の担当者: 「今まで燃やしていたプラスチック製品を、燃やさずに資源としてもう一度活用するということで、CO2の削減にもつながる」  きっかけは2022年に施行されたプラスチック資源循環促進法です。メーカーや販売店だけでなく、自治体にも積極的にリサイクルに取り組むよう求めています。  名古屋市は、可燃ゴミとして処理していたプラスチック製品約4000トンをリサイクルできると試算していて、CO2の排出量も5.8%削減されると見込んでいます。

名古屋市民: 「私は知らなかった。可燃ゴミにしていたのを分別できるので、分かりやすいかなと」 別の名古屋市民: 「地球環境や省エネとか、いろんな面ですごくいいことだと思います」  ただ、今後も資源として出せないものもあります。例えばハンディファンは…。 名古屋市環境局の担当者: 「外側はプラスチックなんですけど、中身にリチウムイオン電池が入っています。選別の工場の中とかで発火してしまう恐れがある」

 他にもカミソリなど金属が使われているものや、モバイルバッテリーなどの充電池を使用した製品も資源の対象外です。

 こうした取り組みは、既に他の自治体でも始まっています。  愛知県豊明市では、2022年10月からの半年間で21トンの可燃ゴミが削減されました。しかし回収されたプラスチックの中に異物が混入していないか、手作業で分別を行っていて、金属などを取り除くのは手間がかかる作業です。

中西の中西隆社長: 「ドライヤーですね。電気で動くものは小型家電の回収がありますので、めんどくさかったんですかね。電子タバコですね。火を噴く可能性があります」

豊明市環境課の担当者: 「ちゃんと分別がされていない状態で混入してしまっている物もありますから、そういった危険な物をいかに出さないように周知を図っていくか、ご案内をしていくかというのが当面の課題かと思います」  大切な資源を守るための新たな取り組みに、市民の協力は欠かせません。 名古屋市環境局の担当者: 「プラスチックのみでできた物はすべて資源でいいよという形になりますので、比較的分かりやすい変更ではないかなと思います。ぜひご協力いただきたい」