学校の周辺で見つかった土器や埴輪(はにわ)などを紹介する日立市郷土博物館の企画展「学校から聞こえる“古代”の足音」が開かれている。四月二十三日まで。

 博物館によると学校が建っている場所は、比較的、敷地が広く、日当たりも良いことから、集落や古墳をつくるのに適していたという。

 市内十カ所の小中高校周辺で出土した縄文から室町時代までの土器や石剣など約六十点を展示している。

 市中心部の大久保中は、出土した土偶や鏡から、古来、ここが祈りの場だったことが分かる。市南部の坂本小周辺では埴輪が見つかっており、古墳があったことを示している。

 博物館の担当者は「学校という身近な存在から、遺跡に親しみを持ってほしい」と話している。二十七日休館。 

  (山下葉月)