◆日立のギョーザ店 きょう初開催

 貧困で食事が取れなかったり、孤食だったりする子どもやお年寄りに格安で食事を提供する「おかえり! ごはん食堂」が十七日、日立市のギョーザ店「常陸手うち餃子(ぎょうざ) 正」で初めて開かれる。学生ボランティアによる子どもたちへの学習指導や、保護者や高齢者を対象にした生活相談も実施する。

 市内でギョーザ店などを経営する山本美穂さん(52)が代表となり、プロジェクトの準備を進めてきた。来年三月まで毎月第三月曜、山本さんのギョーザ店でごはん食堂を開催する計画。ボリューム満点の食事を出すほか、季節に合わせて各種イベントも企画する。時間は午後四〜七時。参加費は子ども百円、同伴の大人(一人まで)と高齢者三百円。

 プロジェクトは市の補助を受けているが、長く続けていくため、一口千円の支援チケットを発行する。五百円がプロジェクトに寄付され、残りは協賛する市内の約三十店で五百円分の金券として使える仕組み。空洞化が進む商店街の活性化にもつなげる。

 山本さんは「多くの人に来てもらえるよう、できるだけ敷居を低くした」と話す。自身のギョーザ店が立地する「日立銀座通り」の他の店舗にもプロジェクトへの参加を呼び掛けており、「ごはん食堂を週一回開けるようにしたい」と思い描いている。 (越田普之)