障害の有無にかかわらず共生する社会を目指すため、十月に横浜市中区で開くイベント「みんなあつまれ二〇一七」の実行委員会は十八日、資金確保の見通しが厳しいため、予算規模を八千万円から五千万円に削減し、イベントを一部変更する方針を決めた。大型の音楽ステージを取りやめ、小規模ステージを複数設置するなどの変更をする。 (原昌志)

 実行委は当初、企業などからの協賛金を六千万円と見込んでいたが、十八日現在で千九十二万円にとどまる。この日の会合で事務局の県は「企業・団体にお願いをしているが厳しい。趣旨は維持しながら内容を工夫する」と説明。協賛金の目標額を三千万円に下げる一方、支出では音楽ステージの関連費用を約一千万円削減し、事務局経費や予備費なども計一千万円から二百万円に圧縮するとした。

 「みんなあつまれ」は、昨年七月の県立知的障害者施設「津久井やまゆり園」(相模原市緑区)での殺傷事件を受け、共生社会の大切さを多くの人に体験してもらおうと企画。音楽ステージなどのほか、障害者支援事業所による飲食ブースの出店などを予定している。