横浜市内の障害者施設団体「横浜市グループホーム連絡会」など四団体は二十一日、殺傷事件があった知的障害者施設「津久井やまゆり園」(相模原市緑区)に在籍する入所者の希望があれば、グループホームへの受け入れに協力する考えを県側に伝えた。

 同連絡会のほか市障害者地域活動ホーム連絡会、市障害者地域作業所連絡会、市精神障害者地域生活支援連合会が連名で、県に対して「(入所者の)希望を受け入れられるよう一層の準備を続けたい」との書面を提出した。会見したグループホーム連絡会の室津滋樹会長は「選択肢を用意することが私たちの役割」と話した。グループホームや日中活動施設などで、体験を含めた受け入れを想定している。四団体の加盟施設は、グループホームで約二百四十カ所あるという。

 やまゆり園の入所者百三十一人のほとんどは現在、横浜市港南区の「芹が谷園舎」に仮転居。園の再生のあり方を話し合う県の有識者部会は、入所者の移転先として相模原市の園跡地と芹が谷園舎を利用する方向で議論を進めている。 (原昌志)