装着型ロボットスーツ「HAL」で知られるベンチャー企業「サイバーダイン」と県、つくば市は、ロボット技術や人工知能(AI)を活用した「超スマート社会」の実現のため、包括連携協定を結んだ。市内のモデル地区を中心に、最先端のロボット技術の実用化で協力する。

 サイバーダインは昨年、市内の大型商業施設「イーアスつくば」北側の県有地八・四ヘクタールを取得。最先端ロボットを活用した高齢者住宅や病院、研究所などを整備する「サイバニックシティ構想」を掲げている。

 協定では、医療機器の研究開発、人材育成、起業支援、最先端技術の実用化の四項目で、連携することが盛り込まれた。

 サイバーダインの山海嘉之社長、橋本昌知事、五十嵐立青市長が協定書に署名した。山海社長は「未来社会の実現には、一企業の努力では限界があり、自治体の協力を得たい」と話した。 (宮本隆康)