横浜市青葉区の無職大橋新(あらた)さん(73)が今月14日、ヒヨドリの親がひなにセミを与えている様子を写真に収めた。「自宅の庭のヤマモモの木で見かけた自然の営み。まだセミの声を聞く前に、餌になっていて驚いた」と話している。

 大橋さんは40年ほど前から、野鳥の撮影を続けている。14日昼ごろ、自宅で聞こえた「チーチー」という鳴き声をたどり、ヒヨドリのひなを見つけた。望遠レンズを向け、親鳥がニイニイゼミと見られるセミをひなに食べさせるシーンを捉えた。

 ヒヨドリのひなは巣から出てもしばらくの間は飛べず、親に餌をもらって過ごす。大橋さんは「ひなが黄色いくちばしを大きく広げている姿がかわいらしかった」と振り返った。 (梅野光春)