石岡市は、ふるさと納税への返礼品に市オリジナルデザインのマンホールふたを加えた。必要な寄付額は35万円。6月下旬に追加した直後には申し込みはなかったが、市は「デザイン性に優れており、石岡のPRになる」と期待している。 (越田普之)

 ふたは、石岡地区で使用されている「幌獅子(ほろじし)」と、八郷地区の「ユリの花」の二種類。ダクタイル鋳鉄という鉄の合金で作られている。いずれも直径六十センチ、重さは幌獅子が三十六キロ、ユリの花が三十八キロ。ふたを設置するための台座も付属する。

 申し込みを受けてから製造するため、発送まで一カ月程度の時間がかかる見込み。市によると、返礼品の金額は寄付額の三割以内に収まっているという。担当者は「たとえ申し込みがなくても、石岡の魅力を知ってもらうきっかけになれば」と話している。

 市は実物大のふたに加え、コースターとして使えるミニチュア版も、寄付一万円の返礼用として製作。こちらは数件の申し込みがあるという。

 全国では奈良県王寺町や岐阜県池田町などが、知名度アップなどを目的にふるさと納税の寄付者へマンホールのふたを贈っている。