任期満了に伴う旭市長選は二十三日投開票され、無所属現職の明智忠直さん(74)=自民、民進、公明推薦=が、無所属新人で元市議の有田恵子さん(64)を破り、三選を果たした。当日有権者数は五万五千四百四人。投票率は40・65%(前回53・43%)で、二〇〇五年の新市発足後、過去最低となった。

 明智さんは、二〇一一年の東日本大震災による津波で大きな被害を受けた市の復興を進めたことや、市の「貯金」にあたる基金残高を増加させたことなど、二期八年の実績を強調。三期目に向けては、国保旭中央病院を中心としたコンパクトシティーの実現、人口減少対策として子育て支援策の充実、農業の担い手育成などを掲げた。前回選と同様、三党の推薦を受け、手堅く票をまとめた。

 有田さんは前回選に続く二度目の挑戦。市長報酬の半額返上を含む経費削減で健全財政の確立を目指し、原則すべての文書を開示する情報公開の徹底、市民の要望を受け付ける「すぐやる課」の新設などを訴えたが、及ばなかった。 (柚木まり)

◇開票結果

当 14,502 明智忠直 無 現<3>

  7,667 有田恵子 無 新 

  全票終了