第九十九回全国高校野球選手権群馬大会は二十三日、前橋市の上毛新聞敷島球場で準々決勝の2試合があった。昨夏優勝した前橋育英が常磐を4−0で破り、準優勝だった健大高崎は12−2で前橋商にコールド勝ちした。 (原田晋也)

 前橋育英は、先発の皆川喬涼(きょうすけ)投手(三年)が九回途中まで4安打に抑える好投。八回には、小池悠平選手(二年)の二塁打などで生まれた好機に、堀口優河選手(三年)が中前適時打を放つなどして4点を奪い、逃げ切った。

 荒井直樹監督は「なんとか守りで我慢できた。皆川の投球が大きかった。苦しい展開もあったが、いいところで堀口が打ってくれてよかった」と振り返った。

 常磐は九回に満塁の好機をつくったが、継投にかわされた。

 健大高崎は打線が爆発し、大量得点で突き放した。七回には山下航汰選手(二年)が、4試合連続で、大会タイ記録となる今大会4本目の本塁打を打ち、2点を加えてダメ押し。山下選手は「5本目も打ってみたいが、まずはチームの勝利が一番」と語った。

 青柳博文監督は「こういうバッティングができないと、甲子園では勝てない」と次を見据えていた。

 前橋商は三回、森沢駿選手(三年)の2点本塁打で先制したが、流れに乗り切れなかった。

 二十四日は残りの準々決勝2試合があり、ベスト4が出そろう。