二〇二〇年東京五輪・パラリンピックに向けて、小平市は市内の小中学生が競技を観戦するための「市東京オリンピック・パラリンピック子ども夢・未来基金」を創設した。世界のトップアスリートたちの姿を間近で見ることを通じ、子どもたちに夢を持ってもらおうと、二〇年に小学五年〜中学三年となる児童・生徒約八千〜八千五百人が観戦できるようにする。

 市は本年度から三年間、毎年度二千五百万円を基金に積み立てる。二〇年度の一般会計予算二千五百万円と合わせ、計一億円を観戦チケットや送迎用貸し切りバスなどの費用に充てる方針。観戦する競技などは、東京五輪・パラリンピックのスケジュールが固まってから決める。

 小林正則市長は、一九六四年の東京五輪を新潟県の実家でテレビ観戦して感激した自身のエピソードに触れ「子どもたちにも、世界の選手の活躍を間近で見てもらい、感動や記憶を人生の糧にしてもらいたい」と話している。 (服部展和)