関東の三大奇祭として知られる龍ケ崎市の伝統芸能「撞舞(つくまい)」が二十三日、同市根町の撞舞通りで披露された。

 撞舞は、市内にある八坂神社の夏の例大祭最終日に行われる雨乞いと五穀豊穣(ほうじょう)祈願の神事。四百年以上、神社の氏子らによって受け継がれてきた。国選択・県無形民俗文化財に指定されている。

 市鳶(とび)組合の谷本仁さん(48)と大石浩司さん(34)が舞男を務めた。雨蛙(あまがえる)の面を着け、唐草模様の衣装を着た舞男が、高さ十四メートルの撞柱の上で、笛や太鼓のおはやしに合わせて逆立ちしたり、魔よけの矢を四方に放ったりした。

 撞舞を後世に引き継いでもらおうと、今年は市撞舞保存会と市観光物産協会が市内の小学生ら約四十人を招待。柱の上で繰り広げられる迫力のある妙技に、子供たちは驚き「うわーっ!」と歓声を上げていた。 (坂入基之)