抱えた手筒花火から夜の闇を突き破るかのような火柱が噴き上がった。22日、館林市役所東広場で「第18回館林手筒花火大会」が開かれ、詰めかけた大勢の見物客は暑い館林の熱い炎のショーに歓声を上げた。

 手筒を抱えているのは館林煙硝会のメンバー。手筒の長さは約1メートル。すさまじい勢いで噴き出す火柱は10メートル以上の高さに達するものも。足を踏ん張り降り注ぐ火の粉にひたすら耐える会員のシルエットに会場から「ワッショイ、ワッショイ」の声援が湧き起こった。

 火薬が燃え尽き手筒の底が抜け爆発音とともに足元にも炎が吹き出す瞬間は迫力満点だ。「すっげえ。来年も絶対来る」と太田市の60代の男性は缶ビール片手に興奮していた。 (粕川康弘)