航空自衛隊入間基地(狭山、入間両市)内の修武台記念館で保存している太平洋戦争中の特攻機「桜花」の実機や、1911年に日本で初飛行を行ったフランス製飛行機「アンリ・ファルマン」復元機などの一般見学会(無料)が8月22日、行われる。希望者は3日までに往復はがきで申し込む。 (加藤木信夫)

 見学会は昨年九、十一月に続き三度目。入間基地に対し、一般からの見学希望が数多く寄せられているため、これらに試行的に応えるための措置という。

 桜花は、機体に爆弾を積んだ全長約六メートル、幅約五メートルの小型ロケット機。大型攻撃機につるされ、敵の軍艦に接近した後、空中で切り離され、エンジンを点火。パイロットが操縦かんで操作しながら体当たりする。

 太平洋戦争末期の追い詰められた日本軍を象徴する特攻機とされる。公開機は戦後、神奈川県の厚木基地で進駐軍に接収され、米軍ジョンソン基地(現在の入間基地)へ移送。基地内で道しるべやオブジェとして使用後、六三年に日本に返還されたという。

 一方のアンリ・ファルマンは、初飛行を行った所沢飛行場(現在の所沢航空記念公園など)で保管されていた機体を同様に進駐軍が接収。米本土の空軍基地で当時の部品を使用して復元後、同基地内の博物館で展示されていた。六〇年の日米修好通商百周年を記念して返還されたという。

 見学は二十二日午前と午後の部に分かれ、定員はいずれも約五十人。往復はがきで申し込む。申し込みのフォーマットは入間基地のホームページ(名称で検索)にある。応募者多数の場合は抽選。未就学児は不可、小学生は保護者同伴。現地はバリアフリーには対応していない。

 問い合わせは入間基地修武台記念館運営室=電04(2953)6131、内線2355=へ。