「せーのっ」の合図で一列に並んだ子どもたちが洗面器やバケツなどに入った水をバシャバシャとまいた。隣の子の水がかかって「冷たいよ」と叫ぶ声も。

 「暑い館林市を涼しくしよう」と二十五日に児童センターで開かれた「冷え冷え打ち水プロジェクト」に小学生と保護者ら四十三人が参加した。昨夏に続き二回目。主催したのは「日本一暑いまち館林市暑さ対策本部CO2削減・涼化対策部会」。

 同市によると、八〜十七日まで連続十日間気温三五度以上の猛暑日が続き、十日の三七・八度は今季の国内最高気温となっている。子どもたちは市の担当者から、飲料水ではなく雨水タンクにたまった水やプールの水を再利用してまくこと、地表にまいた水が気化する時に熱を奪うことなどを学んだ。

 サーモグラフィーの温度が表示されるモニターに子どもたちは興味津々。三九・一度あった地表温度は打ち水をした十分後には三三・五度まで下がった。市立第二小五年の小川実結(みゆう)さん(10)は「温度の変化が数字でわかったのが良かったです」と話した。 (粕川康弘)