古い街並みが残ることなどから「三河の小京都」といわれる愛知県西尾市の観光物産展が26日、都庁の全国観光PRコーナーで始まった。全国有数の生産量を誇り、3月に知的財産として保護する国の「地理的表示(GI)保護制度」に登録された「西尾の抹茶」をはじめとする名産品が並んでいる。30日まで。

 物産展は、市の知名度を高めるのが目的で、都庁で開くのは7回目。抹茶のお菓子など30種類の関連商品や、100年以上の歴史を持つ「三河一色えびせんべい」なども購入でき、人気を呼んでいた。

 抹茶を買った、アイルランド出身で都内で働くローレン・オドリスコルさん(29)は「独特の匂いと味が大好きで、よく飲む。抹茶は海外でも人気が高く、成分や入れ方などを説明する英語表示もあると、友達にプレゼントできる」などと話した。

 同市は養殖ウナギ、えびせんべいなどの生産量も全国トップレベル。西尾茶協同組合の奥谷陽一郎事務局長(35)は「都庁は海外の方も多く訪れるので、販路を拡大する際の指標になる。国からも認められた西尾の抹茶を多くの人に知ってもらいたい」と訴えた。 

  (木原育子)