東京港の大井ふ頭(品川区)で陸揚げしたコンテナ内から南米原産の強毒アリ「ヒアリ」が確認されたことを受け、都は二十六日、関係機関を集めた対策連絡会の初会合を都庁で開いた。都は大井に加え、同じ東京港内にある品川と青海の埠(ふ)頭のコンテナヤードや、その周辺で八〜九月にヒアリがいないか調べることを明らかにした。

 都のほか、国土交通省や環境省、品川区などの担当者ら計二十四人が出席し、それぞれの対応状況を説明。コンテナを取り扱う港湾運送事業者でつくる「東京港運協会」から、現場の作業員らがヒアリを見分けられるようにするため研修会開催の要望があり、都は実施を検討する。

 ヒアリは今年五月以降、全国各地の港などで相次いで見つかっている。横浜港などではコンテナ置き場の舗装の割れ目で繁殖したとみられることから、東京港でも近く、割れ目の修復工事に取り組む。 (榊原智康)