横浜市青葉区の桐蔭学園中等教育学校六年(高校三年)の飯田航世(こうせい)さん(17)は、投開票日の三十日に十八歳になる。教育政策に強い関心を抱いている。

 中学時代、ニュージーランドに留学。同級生で議論を重ねる授業が多く、何も話さないでいると「君の考えはどうなんだ」とよく聞かれた。「いすに座っていれば勉強になる日本とは違った。横浜の中高生がもっと海外留学して、自分の意見を大切にする意識を持てれば。そのための予算を組むべきだ」と考えている。

 大学教育にも意見がある。救急医になりたくて医学部進学を希望しているが、目指すのはやはり国公立になってしまう。「行政として医師を育てたいと思うなら、私立大にももっと補助金を出すべきだ」

 まちづくりでは、カジノ誘致が取り沙汰されている山下ふ頭の再開発で「日本を前面に出した複合型施設を造ってはどうか」と提案する。「外国人観光客を呼びたいなら、木造の建物、和食、サムライ体験など海外の人が興味を持つようなテーマパークにすればいい。カジノだけに議論を絞るべきではない」と話している。 =おわり

  (志村彰太)