今春に開いた刀剣展「山姥切(やまんばぎり)国広展」が大盛況だった足利市は二十九日〜八月六日の足利夏まつり期間に合わせて、刀剣にちなんだ各種企画を市観光協会や商業関係者らと協力して展開する。「国広感謝祭〜夏の陣〜」と銘打ち、再び刀剣ファンらに足を運んでもらい、足利の夏を楽しんでもらおうという内容だ。 (吉岡潤)

 感謝祭ののぼりを掲げる五十一店で「刀剣春巻(はるまき)」や「刀剣まんじゅう」など独自の飲食メニューや商品、サービスを用意。名刀「山姥切国広」と脇差(わきざし)「布袋(ほてい)国広」をそれぞれ印刷した特製短冊を来店者に配る。

 「足利まちなか遊学館」では、国広展のスナップ写真などを展示。三十日間で約三万七千八百人が訪れた春のにぎわいを振り返る。

 刀剣ブームに火を付けたオンラインゲーム「刀剣乱舞」とのコラボレーション企画もある。ゲームキャラクターの刀剣男子「山姥切国広」「堀川国広」「山伏国広」を描いたカードを太平記館、足利織姫神社、あしかがフラワーパークで配布し、太平記館では記念グッズを販売。八月五日の足利花火大会で刀剣男子をイメージした仕掛け花火を打ち上げる。

 史跡足利学校では、市民文化財団所有の刀剣や史料などを並べた特別企画「刀から学ぶ足利の歴史」を八月三十一日まで開催。脇差「布袋国広」を同月十六日まで展示する。同企画に合わせ、六日には足利まちなか遊学館で、足利郷土刀研究会代表の田部井勇さんが刀剣の見方や歴史などを解説する講演会が開かれる。