全国知事会議は二十八日、都内に大学が集中することで地方から若者が流出しているとして、二十三区内の大学の「定員増」を抑制する立法措置を国に求めることを決議した。

 二十七日の審議では、小池百合子知事が決議案について「国際競争力の向上は大学の自由な努力があってこそ進展する」などと反発。ほかの自治体からも異論が出たため、抑制を求める対象を定員増にとどめて二十三区内の「学部学科の新増設」にまで踏み込むのは見送り、「地方大学の振興」をより強く求める形に修正した。

 小池知事は会議後、報道陣に「東京対地方のような構図があった。大学はどうあるべきかという問題を『東京問題』とすり替えるのは日本の教育にとっても良くない。地方が頑張る、その支援をしていく」と述べた。

 全国知事会議は盛岡市で二十七日から二日間、開かれた。 (内田淳二)