横浜市長選は三十日、投開票される。現職林文子さん(71)=自民、公明推薦=、無所属新人で元衆院議員の長島一由さん(50)、無所属新人で元横浜市議の伊藤大貴さん(39)の三人が立候補している。

 林さんは待機児童ゼロや企業誘致など二期八年の実績を挙げ、「三期目も信頼して任せてほしい」と市政継続を訴える。中学校給食の代わりに導入した業者配達弁当「ハマ弁」は、値段を「給食並みに」下げるほか支払いや予約の利便性を高めると主張する。

 長島さんは、山下ふ頭への誘致が取り沙汰されているカジノに反対。「ギャンブルで生活が破綻し、生活保護受給者が増える」とし、経済効果よりも社会的コストの方が上回ると訴える。また、特定健診受診者の国民健康保険料を値下げすることも公約に掲げる。

 伊藤さんは「横浜の顔となる場所にカジノはそぐわない」と誘致反対。中学校給食実現も訴える。財政再建では、公共の土地や建物の管理を民間に任せ、催しなどをしてもらうことで、管理料の節約と利用料収入増加、にぎわいづくりの「一石三鳥」を主張する。

 また、横浜市議緑区補選も三十日、投開票される。自民党新人で元衆院議員秘書の樗木彰(おてきあきら)さん(49)と、諸派新人で衆院議員秘書の宮崎悠輔さん(31)=民進推薦=の二人が立候補している。

 いずれも投票は三十日午前七時〜午後八時、午後九時十五分から開票される。市長選は六百三十三カ所の投票所があり、十五日現在の有権者数は三百十万九千三百八十八人。 (志村彰太)