前橋市のぐんまフラワーパーク(柏倉町)で、夏の夜にだけ花が咲く「サガリバナ」が開花を始めた。同園によると開園時間内に観賞するのは難しいが運が良ければ楽しめるといい、開園直後は「咲いたまま落下した白っぽい花を見ることができることも」(担当者)という。

 サガリバナは、サガリバナ科の常緑樹。日本では沖縄や奄美地方などでみられる。同園では温室で二本を栽培している。七月末から八月中旬にかけて夕方から夜にかけて咲き始め、夜明けとともに雄しべを残し、咲いていた姿のまま一夜で花が落ちる。このため“幻の花”と呼ばれている。

 同園はこの時期、午前九時開園で午後五時で閉園(入園は午後四時半まで)。担当者は「開花時間は日によって違い、午後四時ごろに咲き始めた日もある」という。園では、落ちた花の美しさを来園者に楽しんでもらうため、水盤に浮かべて展示する準備を進めている。

 問い合わせは同園=電(0120)118738=へ。 (竹島勇)