加須市水深大立野のサトエ記念21世紀美術館で、企画展「埼玉ゆかりの芸術家展〜記憶としての絵画〜」が開かれている。川村親光氏や小松崎邦雄氏(故人)ら埼玉にゆかりのある画家二十四人の作品を紹介している。九月三日まで。

 展示しているのは、川村氏の「森と野道」(一九八六年)、小松崎氏の「春の嵐」(六四年)など同美術館が所蔵する作品を中心に約八十点。作品は主に油彩画で、創作過程のスケッチやデッサンも並ぶ。

 今回の企画展のテーマは「記憶としての絵画」。学芸員の江口健さんは「作品とは作家が時代を写し取るようにして描いた往時の記憶。作家の目を通して、時代の空気感を感じ取ってもらえれば」と来館を呼び掛けている。

 開館時間は午前十時〜午後五時。休館日は月曜日。入館料は一般九百円、大学・高校生七百円、小・中学生六百円。問い合わせは同美術館=電0480(66)3806=へ。 (中西公一)