七月の都議選では、小池氏が事実上率いる地域政党「都民ファーストの会」が、議会改革を掲げて圧勝した。小池氏の就任一年に合わせて本紙が行った都内区市町村長へのアンケートで、それぞれの議会に問題があると思うかどうかを尋ねたところ、回答した五十一人のうち23・5%が「ある」と答えた。

 十二人が「問題あり」、三十四人が「問題なし」とした。その他は「議会改革は議会側で判断すべきだ」「言及する立場にない」など五人だった。

 「問題あり」とした首長に、複数回答で具体的な内容を聞いたところ、最も多かったのが「議員の資質」で八人、次いで「政策立案能力の不足」(五人)、「議員定数の多さ」(二人)だった。「議会運営の非効率と秩序の欠如」「議員相互の討論がほとんどない」「開かれた議会への取り組みの不足」などもあった。

 小池知事は、今後行われる都内の区市町村議選に、都民ファーストの会から候補者を擁立する考えを示している。 (木原育子)