勝浦市役所1階ロビーで市主催のパネル展「勝浦市平和展」が開かれている。終戦間際の1945(昭和20)年に勝浦が空襲を受けた際の写真などが、初めて公開されている。写真は米軍が撮影したもので、東京の国立国会図書館で保存されていた米軍の資料から見つかった。

 市によると、公開している写真は、45年5月16日に米軍機に空襲を受けた勝浦漁港と周辺の様子、同年6月29日に、米軍の大型爆撃機「B24」が勝浦湾に墜落し黒煙が立ち上る様子を撮影したもの。墜落したB24には当時、米兵13人が搭乗していたとされる。

 米軍機の墜落についてはこれまで、勝浦港に米兵とみられる2、3人の遺体が流れ着いた−などの情報が市に寄せられてきた。

 だが、▽どこに落ちたのか▽海底に機体が残っているか▽搭乗していた米兵はどこに埋葬されたのか−など不明な点も多い。市企画課の担当者は「後世に史実を伝えるために引き続き情報を寄せてほしい」と話している。

 勝浦市平和展は20日までで、開館時間は土日休日も含め、午前8時半〜午後5時15分。問い合わせは、市総務課=電0470(73)6646=へ。(山口登史)