世界十八の国と地域から集まった子どもたち約五十人が東京の街を取材し、未来社会について提言を行う初の企画「KWNグローバルサミット2017」が二日始まった。総合電機メーカー、パナソニック主催。

 この日は、九歳から十八歳までのキッズ・ジャーナリストたちが八チームに分かれ、「食・衛生」「伝統と革新」「異文化理解」などをテーマに渋谷、浅草、秋葉原などを取材した。

 築地(中央区)の老舗日本料理店では、オーナーシェフ田村隆さん(59)から調理の手ほどき。ドイツのフィリップ・ミーさん(16)は「工夫して大根を全部使う知恵、日本のもったいない精神は興味深かった」。タンザニアのマリアム・ンドンデさん(16)は「ダシのうま味を初めて味わった」と話した。

 パナソニックは小、中、高校レベルの世界の子どもを対象に、創造性やコミュニケーション能力を高める教育支援プログラムを実施しており、今回の参加者はその代表。子どもたちは日ごろの活動とこの日の取材を基に四日、国連や二〇二〇年東京五輪・パラリンピック関係者を前に「未来社会への提言」を行う。内容は同社ホームページで公開される。 (梅村武史)