酒屋の一角で立ち飲みをする昔ながらの「角打ち」。県内の大学生二人が七月から、千葉市や習志野市の雑貨店前などで、手作りのカウンターで「カクウチ」の場を設け、日本酒の魅力をPRしている。二人は「純米酒や本醸造酒などのおいしい酒を、気軽に楽しんでもらいたい」と話している。 (黒籔香織)

 七月二十一、二十二日の夕方、習志野市津田沼の雑貨店「MICHIYA(みちや)」の空きスペースに、二メートル四方のカウンターが設置された。ホームセンターで購入した木材などで手作りしたカウンター内では、千葉工業大三年の宍戸涼太郎さん(21)と、中央学院大三年の土屋杏平さん(21)が、蔵元で選んだ日本酒を提供。二日間で約五百人が訪れ、好評だったという。

 二人は日本酒をPRする団体「Sake Base(サケベース)」(千葉市美浜区)を四月に設立。「日本酒離れを食い止めたい」と、酒だるなどの展示会を開いたり、酒蔵の写真を会員制交流サイト(SNS)で発信するなどしてきた。九月からはインターネットで日本酒販売も始める計画だ。

 次回の「カクウチ」は今月十一、十二日午後五〜九時、MICHIYAで開催。亀田酒造(鴨川市)や石川酒造(東京都)の酒やビールを提供する。つまみは持ち込み制で、日本酒は一杯五百円、三杯千円。MICHIYAでは十月まで毎月二回、開催する。問い合わせはSake Base=電043(205)4561=へ。