秩父に伝わる伝統的な絹織物「秩父銘仙」のつくりかたを学ぶ体験会が二日、秩父市熊木町のちちぶ銘仙館であった。秩父地域一市四町の子どもたち三十二人が、機織りを体験した。

 体験会は、秩父地域で盛んだった養蚕、製糸、織物づくりを学んでもらおうと、秩父青年会議所が初めて開催した。

 子どもたちは昔ながらの木製の機械を使って機織りに挑戦。銘仙館の職員からアドバイスを受けながら、足と手を使い、縦糸に横糸を組み合わせながら自由自在に布を織った。

 秩父市立大田小学校三年の柴田紗花(すずか)さん(8つ)は「以前お母さんと機織りしたことはあるけど、一人では初めて。機械を足で動かすのがちょっと難しかった」と話していた。 (出来田敬司)