6日の広島平和記念式典に派遣される鹿沼市の中学生の壮行会が3日、市役所近くの御殿山会館であり、10校から選出された3年生20人が抱負を語った。

 生徒それぞれが自己紹介しながら「戦争の悲惨さを学び、友人らに伝えたい」「平和のために自分にできることは何かを考えたい」などと話した。

 「いちご市」を宣言している同市の佐藤信市長は「地域のイチゴ生産は戦争で中断され復活した歴史もある」と紹介し、「何が起きたのか実感してきてほしい」と激励した。

 北中学校の野中瑠真(りゅうま)さん(14)は「現地に行かなければ分からないことがあると思う。肌で感じてきたい」と気を引き締めていた。

 派遣団は5日に出発し、原爆ドームや平和記念資料館などを見学。6日の原爆死没者慰霊式と平和祈念式に参列する。 (小川直人)