秩父山系の甲武信ケ岳(こぶしがたけ)で県境を接する秩父市と山梨県山梨市、長野県川上村は五日、災害発生時の相互応援に関する協定を結んだ。秩父市の久喜邦康市長=写真(左)=ら三市村長が山梨市役所牧丘支所で締結式に臨んだ。

 協定では、災害が発生し十分な応急対策が取れない場合、互いに食料などの物資の提供、被災者らの受け入れ、救助や応急復旧に必要な職員の派遣をする−などとしている。

 三市村は二〇〇七年から首長間で「甲武信源流サミット」を開催し、地域の自然保護や美化などに取り組んできた。九州北部豪雨や秋田県の大雨など各地で自然災害が相次いでいることを受け、災害への対応を急いだ。久喜市長は「サミット発足十年の節目に災害協定を締結できて大変うれしい。お隣同士、県を越えて支援できればいい」と述べた。 (出来田敬司)