プロ野球の埼玉西武ライオンズが主催する、競技用車いすを利用したソフトボール大会「ライオンズカップ」が九月二、三の二日間、さいたま市大宮区の大宮第二公園多目的広場で行われる。一般社団法人「日本車椅子ソフトボール協会」推薦の強豪チームが競う本大会のほか、参加者を広く募る「ジュニア大会」などもあり、八月十三日まで応募を受け付ける。 (加藤木信夫)

 ライオンズは同じ野球型スポーツである車いすソフトボールを支援し、野球界の発展につなげようと、二〇一三年に同協会のスペシャルサポーターに就任。一五年にはプロ野球球団としては初めて、車いすソフトボールのライオンズカップを開催した。

 三回目の今年は、競技の発展に欠かせない「次世代育成」をテーマに掲げ、小学五年から満十八歳までを対象にした「ジュニア大会」と、競技歴二年未満の「ビギナークラス」を新設。複数のチームを編成して試合を行う。いずれも定員四十人(応募者多数の場合は抽選)。介助なしにプレーできれば、障害の有無や性別にかかわらず参加できる。参加費は税込み千五百円(保険代込み)。競技用車いすが貸し出されるが、子ども用ではないという。

 他に、無料で当日参加できる「体験会」もある。競技用車いすの使い方説明を受け車いすに乗りながら「走る・投げる・打つ」を練習後、ミニゲームを実施予定。

 応募フォームは、ライオンズのオフィシャルサイト(名称で検索)内にある。問い合わせは埼玉西武ライオンズインフォメーションセンター=電0570(01)1950=へ。

<車いすソフトボール> 10人制競技で、16インチのソフトボールを使い、車いすを動かすためグラブを使わずに守備を行う。発祥地の米国ではジュニアや女子を対象にした大会もあり、車いす競技として広く浸透。現在は日本、米国、韓国などが中心になって普及活動を進め、将来的にはパラリンピック正式種目採用を目指している。