常陽銀行と水戸市、英国の国際文化交流機関ブリティッシュ・カウンシルの協定に基づいて英学生が包装をデザインした、市内の茶舗「牧ノ原」の「パウダー茶」が完成した=写真。協定による商品デザインの第一弾。

 協定では、市内企業の商品を英国の学生らがデザインする。デザイン料を無料にする代わりに、担当した学生の名前を商品に明記。市内に招待し、帰国後にツイッターなどで、水戸の魅力発信にも協力してもらう。

 「パウダー茶」のデザインは、ブリティッシュ・カウンシルが仲介して、英国の二十一大学の四十七人から案が寄せられ、国立ボーンマス芸術大学の女子学生(22)の案が選ばれた。

 縦七センチ、横十センチ、高さ一・八センチの紙製の箱に、六つに小分けした粉末状の茶六グラムが入っている。女性が日常的にハンドバッグに入れておける大きさと、洗練されたデザインを評価したという。税込み八百六十四円で、ネット販売は始まっている。十月から店頭販売する。

 女子学生は今月中に市内を訪れ、「牧ノ原」の役員宅に約一週間、ホームステイする。常陽銀によると、他の多くの企業が協定による取り組みに関心を示しているという。 (宮本隆康)