県は来年四月、沼田、藤岡、富岡、吾妻(中之条町)の県立特別支援学校四校に高等部を開設する。

 四校の小中学部で学んだ児童・生徒は現在、高校生になると他地域の学校へ進学を余儀なくされる。このため、本人や保護者たちは通学の負担が重く、地元での開設を望む声が上がっていた。高等部を新設することで、地元の事業所や施設と連携した職業の自立なども目指せるようになる。

 一方、知的障害に加えて医療的なケアが必要な肢体不自由の児童・生徒(中高生)は現在、県内では主に二葉と二葉高等の両特別支援学校(高崎市)、館林と館林高等の両特別支援学校、あさひ特別支援学校(桐生市)で学んでいる。

 各校の地元以外から通学する本人や保護者の負担を軽減するため、伊勢崎特別支援学校は今年四月から児童・生徒の受け入れを始めた。伊勢崎と太田の両高等特別支援学校は来年四月から、生徒を受け入れる。 (菅原洋)