八日の都議会臨時会で、議長に選ばれた都民ファーストの会の尾崎大介氏(43)=四期、調布・狛江市=が記者会見し、「二元代表制でチェック機能を果たすことはもちろん、車の両輪となりスピード感を持って都政を前に進めていく」と意気込みを述べた。 (唐沢裕亮、木原育子)

 都議会は、七月の都議選で小池百合子知事の支持勢力である「都民」が第一党に躍進した一方、改選前まで最大会派だった自民が第三党に転落するなど議会構成が一変した。これを踏まえ尾崎氏は「これまでよりも注目、重視される都議会になる」と強調した。

 都議選では議会改革が争点となったこともあり、尾崎氏は、臨時会で設置が決まった検討委員会で取り上げる政務活動費の使途や議員公用車の削減などの議論を受けて、改革を進めていく考えも示した。

 副議長に就任した公明党の長橋桂一氏(60)=五期、豊島区=も尾崎氏とともに

会見し、「引き続き議会の改革に向けて議論を重ねていきたい」と語った。尾崎氏は「都民」会派の団長を務めていたが、議長就任に伴い、八日で辞任。後任には石毛茂都議(64)=四期、西東京市=が就く。

 都議会は、女性都議が二十五人から過去最多の三十六人に増加。小池百知事は閉会後、取材陣に「景色がすっかり変わった」と感想を述べ、今後の議会との関係については「しっかり審議し、都政のチェック役を果たしてもらいたい」と語った。